ジメーっとした日は、お顔や脚がなんだかいつもよりむくんでるいな~。と思うことがありますよね。
湿度が高くなると体内の水分代謝がうまくいかず、水分が体内に滞りやすくなります。これにより、脚や顔がむくみやすくなります。
湿度以外にもさまざまな要因が影響していますが、むくみが気になる人は以下にあてはまる人が多いです。
1. デスクワーカーや長時間立ち仕事の人
- 長時間座りっぱなし:長時間座って仕事をする人は、足の血流が滞りやすくなり、むくみやすくなります。
- 長時間立ちっぱなし:長時間立ち仕事をする人も、重力の影響で足に血液が溜まりやすく、むくみやすくなります。
2. 運動不足の人
- 運動不足は血流を悪化させ、体内の水分代謝が低下するため、むくみが生じやすくなります。
3. 妊娠中の女性
- 妊娠中はホルモンの変化や体重の増加、胎児の圧迫により、血液やリンパの流れが悪くなり、特に足のむくみが生じやすくなります。
4. 塩分摂取が多い人
- 塩分の多い食事は体内に水分を溜め込みやすくし、むくみの原因となります。
5. 水分摂取が少ない人
- 十分な水分を摂らないと体が水分を保持しようとし、むくみが生じやすくなります。
6. 加齢
- 加齢により血管やリンパ管の機能が低下し、むくみやすくなります。
7. ホルモンバランスの変化
- 月経前症候群(PMS)や更年期など、ホルモンバランスの変化がむくみを引き起こすことがあります。
8. 食生活の偏り
- 栄養バランスの悪い食事は、体内の水分調整機能を乱し、むくみを引き起こすことがあります。
生活習慣の改善や適切なケアで、むくみを予防し、解消することが大切ですね。
今日は初心者の方がおうちで簡単にできる、むくみ解消にオススメのヨガを紹介します。血液循環を促進し、リンパの流れを改善して、むくみの解消&予防をしていきましょう♪
足のむくみに効果的なアサナ(ポーズ)
1. レッグスアップザウォール(ヴィパリタ・カラニ/Viparita Karani)
効果: 脚の血液とリンパの流れを促進し、むくみを軽減します。
手順:
- 壁の近くに仰向けに寝て、腰を壁に近づけてお尻を壁にタッチさせます。
- 脚を壁に沿ってまっすぐ上に伸ばします。(ソファや椅子に脚をのせてもOK)
- 腕は体の横にリラックスさせます。
- 5〜10分間この姿勢を保ちます。
2. ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァーナ・アーサナ/Adho Mukha Svanasana)
効果: 全身の血流を促進し、脚のむくみを軽減します。
手順:
- 四つん這いの姿勢から、手と足をしっかり床に押し付けます。
- お尻を持ち上げて、体を逆V字型にします。
- かかとは床に向かって押し、背中をまっすぐに伸ばします。
- 5〜10呼吸の間、この姿勢をキープします。
3. 橋のポーズ(セツ・バンダ・サルヴァンガ・アーサナ/Setu Bandhasana)
効果: 骨盤と脚の血流を促進し、むくみを軽減します。
手順:
- 仰向けに寝て、膝を曲げ、足を腰幅に開いて床に置きます。
- 腕を体の横に置き、手のひらを床に向けます。
- 息を吸いながら、お尻を持ち上げ、肩と足で体重を支えます。
- 5〜10呼吸の間、この姿勢をキープします。
顔のむくみに効果的なアサナ(ポーズ)
1. ライオンのポーズ(シンハ・アーサナ/Simhasana)
効果: 顔の筋肉を刺激し、リンパの流れを促進します。
手順:
- 正座の姿勢から、膝を少し開きます。
- 手を膝の上に置き、指を広げます。
- 深く息を吸い、口を大きく開けて舌を突き出し、「ハー」と音を立てて息を吐き出します。
- これを数回繰り返します。
2. 魚のポーズ(マツヤーサナ/Matsyasana)
効果: 顔と首の血流を改善し、むくみを軽減します。
手順:
- 仰向けに寝て、脚をまっすぐ伸ばします。
- 両肘を床に押し付けて上半身を持ち上げ、頭頂を床に付けます。
- 胸を広げ、数回深呼吸します。
- 5〜10呼吸の間、この姿勢をキープします。
その他のむくみ解消に役立つアサナ(ポーズ)
1. キャット&カウ(マールジャリアーサナとビティラーサナ/Marjariasana and Bitilasana)
効果: 脊椎と内臓をマッサージして、体液の循環を促進します。
手順:
- 四つん這いの姿勢になります。
- 息を吸いながら、背骨を反らし、頭と尾骨を持ち上げて牛のポーズ(ビティラーサナ)になります。
- 息を吐きながら、背骨を丸めて頭を下げ、尻尾骨を引き込んで猫のポーズ(マールジャリアーサナ)になります。
- これを5〜10回繰り返します。
2. チャイルドポーズ(バラアーサナ/Balasana)
効果: リラックス効果と共に、全身の血液循環を促進します。
手順:
- 正座の姿勢から、前に体を倒して額を床に付けます。
- 腕を前に伸ばすか、体の横に沿って置きます。
- 5〜10呼吸の間、この姿勢をキープします。
むくみが解消されると心身のバランスが整います。
疲労感が減少することで、仕事や日常生活での集中力や効率が向上し、日常生活の質の向上にもつながりますね。
継続的なケアを行うことが大切なので、バランスの取れた食事、十分な水分摂取、
その日の体調や気分に合わせてヨガを行うことで、無理なく続けていきましょう。
継続的なケアを行うことが大切なので、バランスの取れた食事、十分な水分摂取、
その日の体調や気分に合わせてヨガを行うことで、無理なく続けていきましょう。
※最初に紹介したアサナの、ポーズの入り方とポーズの抜け出し方。
(ヴィパリタ・カラニ/Viparita Karani)ポーズ中、腕は肩に力が入らない心地のいいポジションへ♪
リラックス効果がとても高いポーズなので、ぜひ試してみてくださいね♪
0 件のコメント:
コメントを投稿