夏の暑さにもううんざり!そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?外に出ると汗が止まらず、エアコンの効いた部屋にいてもなんだかスッキリしない…。そんな時こそシータリー呼吸法がおすすめ。この古代ヨガのテクニックは冷却効果があるだけでなく、リラックス効果も期待できます。今日は簡単にできるシータリー呼吸法のステップと、その驚くべき効果についてご紹介します。
冷却効果のある呼吸法
シータリー呼吸法(Sitali Pranayama)
- 舌を巻いて吸い込み、口から冷たい空気を取り入れることで体温を下げる効果があります。
- やり方:
- 楽な姿勢で座ります。
- 舌をU字型に巻き、口を少し開けて舌を出します。
- ゆっくりと口から息を吸い込みます。舌を通過する冷たい空気を感じましょう。
- 口を閉じて、鼻から息を吐き出します。
- 5〜10回繰り返します。
シートカリー呼吸法(Sitkari Pranayama)
- シータリー呼吸法のバリエーションで、舌を巻けない人に適しています。
- やり方:
- 楽な姿勢で座ります。
- 歯を軽く噛み合わせ、歯の隙間から息を吸い込みます。口を開けて、舌をリラックスさせます。
- ゆっくりと鼻から息を吐き出します。
- 5〜10回繰り返します。
効果を高めるためのポイント
- クンバカ(息を止めること):シータリー呼吸法やシートカリー呼吸法の際に、吸い終わった後の息を止めることで、冷却効果が高まります。
- リラックス:呼吸法を行う前に数分間リラックスしてから始めることで、効果が高まります。
- 集中:呼吸に集中し、冷たい空気が体内に入っていく感覚を意識することで、マインドフルネスの効果も得られます。
シータリー呼吸法は、特定のシチュエーションや体調に応じて取り入れると、その効果をより深く実感することができます。以下のような場面でシータリー呼吸法を取り入れるのがおすすめです。
1. 暑さを感じるとき
- 夏の暑い日:
- 外出先や屋外で過ごすときなど、特に暑さを感じる場面で取り入れると体温を下げる効果が実感できます。
2. ストレスを感じたとき
- リラックスが必要なとき:
- ストレスや緊張を感じたときに行うと、心を落ち着かせリラックス効果を得ることができます。
3. 運動後
- クールダウンとして:
- 運動やヨガのプラクティス後に取り入れることで、体温を下げリカバリーを促進します。
4. 寝る前
- 就寝前のリラックス:
- 就寝前に行うことで、リラックスしやすくなり質の良い睡眠を促します。
5. 集中力が必要なとき
- 仕事や勉強の合間に:
- 長時間の作業や勉強の合間に取り入れることで、リフレッシュし集中力を回復させることができます。
6. 消化不良や胃の不快感を感じたとき
- 消化促進:
- 消化不良や胃の不快感を感じるときに行うと、消化機能をサポートし胃の不快感を和らげる効果が期待できます。
7. 冷静さを取り戻したいとき
- 感情のコントロール:
- 怒りやイライラを感じたときに行うと、冷静さを取り戻し感情のコントロールがしやすくなります。
具体的な取り入れ方の例
朝のルーティンに
- 朝起きた後、日中の暑さに備えるためにシータリー呼吸法を取り入れることで爽やかな気分で一日をスタートできます。
ヨガプラクティスの後に
- ヨガのクールダウンとしてシータリー呼吸法を行うと、体と心のリラックスを深めることができます。
ミニ瞑想の一環として
- 短い瞑想や休憩時間にシータリー呼吸法を取り入れることで、心の静けさを感じ、リフレッシュできます。
シータリー呼吸法は日常生活のさまざまな場面で取り入れることができ、初心者の方でも簡単に行えるので気軽に試してみてください。
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